【カリPXL_20240208_093550261~2カリ かりんとう まんじゅう】は菓匠富貴の特製である。
 かりんとうだから、饅頭の皮は甘くカリカリである。

 饅頭の大きさは、口に一つ放り込んでも食べることができるが、あえて片手で摘まんで、少しずつカリカリと齧るのが最適である。
 かりんとうを食べる時も、カリカリ齧るが、あの要領である。
 二口齧ったところで、漉し餡に当たる。

 「お前はそこに居たのか?」と声をかけてしまう。
 漉し餡は引っ込み事案にそこにいる。
 決して目立たず、皮の甘さに同化しているところが健気である。
 そんな漉し餡を楽しんだかと思ったら、【カリカリ かりんとう まんじゅう】は親父の口の中に消えてしまったのである。





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