
自分の食事の用意、自分の衣服の洗濯、自分の部屋の掃除をしろと言うのである。
娘は孫娘を産むまで看護師をしていたので説得力がある。
還暦を迎えて定年退職して再雇用されると、自由な時間が増えた。
後2年半で65歳になると再雇用期間も終わり、毎日が日曜日になるのだ。
正直言えば、今仕事が休みの日は、気が向けば早朝から畑に行って野良仕事をするが、暑くなるとクーラーの効いた部屋でのんびりとテレビでYouTubeを見たり、ノートパソコンでこのブログを更新する。
やることが無ければ昼寝なのだ。
妻が昼ご飯や夕ご飯を作り上げれば、呼ばれてボソボソと感想も言わず食べる。
リビングに居ると、掃除をする妻に邪魔にされるので、2階にある自分の部屋に引き籠るのである。
汗をかいて汚れた衣服は、浴室前の脱衣所にあるドラム洗濯機の前にある籠に放り込んで置けば、妻が洗濯をして、ベランダにある物干しに干してくれる。
乾けば、義母が畳んでくれるのだ。
部屋には、畳まれた洗濯機がリラックスチェアの上に積まれたままである。
これに嫌気がさした妻が頬を膨らせて文句を言いながら極珠に整理してくれる。
考えてみれば、これは介護士さんに生活の殆ど面倒を見てもらい管理される老人ではないか。
親父はまだ62歳8ヶ月である。
まだボケていない。
当然生活機能も衰えていないのだ。
YouTubeを見る。
テレビを見る。
ブログを更新すると言う少ないルーティンに満足せず、
畑で育てた野菜を主に使い、美味しい料理を作って食べる。
自分の部屋を始めに、家の清掃に勤める。
妻と連携して休みは。親父が洗濯をしよう。
そう考えたら少しワクワクしてきた。

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