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食べ歩記【第3部】 に参加中!
 55年程前のお盆、歳の離れた従兄達に連れられて、生まれて初めて喫茶店へ行った。
 当時の喫茶店は個人経営のお店ばかりで、今の様なチェーン店は無かった。

 親父が連れて行かれた喫茶店も雑居ビルの1階奥に有ったと記憶している。
 歳の長じた従兄達は、コーヒーをオーダーしたが、当時小学1年の親父がコーヒーが飲める訳は無く、メニューを見渡し、『バナナジュース』をオーダーさせてもらった。

 するとウェイトレスのおねえさんが、「バナジューが一つね。」と伝票を書いた。


 間も無く、白色の液体が入ったグラスがストローが添えられて登場した。
 ストローから冷えたバナナが液体になって口に入って来た。
 濃厚なバナナ味に魅せられたのだ。

 その後、親父は、50年以上バナナジュースに出会わなかった。


PXL_20240907_065931631 妻とイオンモール岡崎で買い物をして帰宅する途中、喉が渇いたので岡崎市中島町にある『珈琲屋らんぷ岡崎店』に入った。
 そしたら堂々とバナナジュースが有るではないか。
 レモンスカッシュも…。


 妻はレモンスカッシュを、親父は当然バナナジュースをオーダーしたのだ。
 子供のころ飲んだバナナジュースは濃厚で、バナナ臭かったと記憶しているが、『珈琲屋らんぷ岡崎店』のバナナジュースは、バナナの香りはするものの爽やかに味付けされていた。

 バナナジュースはあの時から色々変遷をしてきたのであろう。
 現在62歳9ケ月の爺は、この『珈琲屋らんぷ岡崎店』のバナナジュースが嬉しいい。


 まだ残暑は続くので、再度『珈琲屋らんぷ岡崎店』に行ってバナナジュースを飲もう。




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