
そして、9月21日から24日に能登半島豪雨が発生して、また被害・犠牲があった。
2011年3月11日東北大震災が起きた。

この2つの惨状を目にした親父は「神も仏も無いや!」と呟いてしまった。
しかしこの頃、この「神も仏も無い」と言う言葉は誤りではないかと思い始めた。
この言葉は、神や仏からの加護を望んだのに、それが叶わなかった事による落胆に根ざしていると思う。
「普段から拝み、賽銭を奉納していたのに何のご加護もなかった。」と…。
その後親父は、神社には賽銭を奉納して、健康に生きれる事を感謝して、寺では仏に向かい生きる悟りを問う事にした。
するとすっきりと生きられるようになった。

これはMSNニースからの抜粋。能登半島地震で妻子4人を失った警察官の大間圭介さん(42)が、10月27日に金沢市内で開催された「金沢マラソン2024」に出場した。胸に4人の写真を貼り付け、「家族5人」で臨んだ舞台。完走し、前を向いて頑張る父の姿を天国の家族に届けた。(石川泰平)
大間さんは元日、石川県珠洲市仁江町にある妻はる香さん(当時38歳)の実家で被災。裏山の土砂崩れで家が押し流され、はる香さんと長女優香さん(同11歳)、長男泰介君(同9歳)、次男 湊介(そうすけ) ちゃん(同3歳)に加え、義父母ら計9人が亡くなった。
それから、喪失感と絶望にさいなまれる日々が続いた。そんな時、金沢マラソンの開催の知らせが目に入り、ある思い出が胸をよぎった。昨秋、優香さんと泰介君が学校のマラソン大会で自己最高順位を更新し、家族のモットー「目標を持って、がんばればできる」を実現したことだった。
大間さんは、家族を失った悲しみを乗り越えて、自らが生きた加護を理解しているのではないか。

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