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syougatsu2_masu 昔野球根性漫画『巨人星』のシーン。
 星飛雄馬が念願の巨人軍に入団した時、飛雄馬は父一徹に好きな日本酒の一升瓶を送る。

 すると一徹は一合ほどの升に酒を注ぎ、升の縁に塩を盛り、あおり飲み干し、「美味い!」と呟くのだ。
 昔のアニメにはこんなシーンも有ったのだ。


 後年就職した親父の上司に、このシーンの星一徹と同じように、升の縁に塩を持って飲んでいた人が居た。
 摘みを食べず、升酒ばかりを飲んでいた。
 彼は晩年胃癌か肝臓巖で亡くなった。 
 その上司の死因を知った時に、彼の愚行を笑った。



 親父は、定年近くになりと、平衡感覚が悪くなってきたのだ。
 最初は、運動不足で体幹筋が弱くなったと思い、色々手を尽くしたが改善しない。
 ついに定年後1年半ほどしたところで、脳梗塞の様な症状が出て来たので、慌てて市民病院救急に駆け込んだ。

 結果は脳梗塞では無く、アルコール度数9%以上のストロング缶チューハイ500mlを7年程晩酌していた。
 アルコール度数9%の缶チューハイ500mlを毎日晩酌することは1日許容のアルコール量を遥かに超えており、その影響で脳細胞が死滅している範囲が広く、その影響で平衡感覚を失っているのであると診断された。

 YouTube『雑学博士ちゃんねる』によると、生ビールジョッキ大一杯で脳細胞が10万ほど死滅するらしいから、親父の脳は悲惨な事になっているのだ。


 酒好きの親父はその後休みの日に限ってアルコール5%以下の発泡酒350mlで晩酌していた。
 しかしある日に不眠症になった。
 ウロウロするのであるが熟睡できない。

 うつ病になった?
 それほどうつ病になるようなストレスは感じていないか…。

 メンタルクリニックで精神医の診察を受けたら、「うつ病と判断できる症状がない。
 だから、飲酒が不眠症の原因ではないかと診断。 
 飲酒は生活には必要無く、あえて生活に悪影響を耐えるから、禁酒しなさい。」と指導を受けた。


 以来、1年ほど飲酒はしていない。
 すると体重が減ってきた。
 以前は75kgを切る事が難問だったが、今は74kgを切った。

 プックリと膨らんだお腹は凹んだ。
 飲酒を止めた事で肴も食べなくなったので摂取カロリーが減った結果である。

 
 『酒は百薬の長』と言う言葉が有る。
 適量の酒は健康をもたらす事を意とした言葉であるが、医学的には意味の無い言葉らしい。
 これは他の内科医にも確認したことである。

 生活に飲酒は必要がない。


 過度なアルコール摂取で広範囲に細胞が死滅した親父の脳は、時々怒りの感情を起こすことがある。
 もっと高齢になると痴呆症を起こすかも知れない。


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