
それを「一姫二太郎だね。」と言った人が居たが、これは間違いである。
『一姫二太郎』は子供の数を示したものでは無く、「1番目の子供は女、2番目の子供は男が良い」という子育てに関する言い伝えの言葉である。
長子は女の子が良いのは、「総領の甚六」と言う諺に影響しているのかも知れない。
総領とは長子を示す。
特に『長男教』の傾向が強い日本ではこれは特に長男を示していると考える。
「跡取りが出来た!」と家族、特にウトメ・トメが喜び、長男を特に可愛がり甘やかすため、おひとよし、愚か者、ろくでなしの『甚六』が出来上がるが、その弟妹はしっかりしていることが多いと示しているのだ。
しかし女の子は周りをよく見て、自分が何をすべきか解っている。
孫娘を見ていてもその事が判る。
しかし、親父は長男であり、自分の長男を見ていると、男の子は自分中心で、自分の事しか見ていない傾向があるから『総領の甚六』が出来上がる傾向は明らかである。
娘のお腹の中に第2子が居る。
妊娠7ヶ月で性別を産院で確認したら男の子の可能性が強いそうだ。
一姫二太郎で子供を産む娘の偉業を妻と喜んだ。
妻によれば、男の子は肩が張っているので、産むのに苦労するが、娘は既に産み易い女の子を出産しているので産道が広がっているから苦労無く出産できるのではないかという事だ。
初産が男の子で苦労した妻の言葉は信用できる。
それに男の子であっても第2子であるから『総領の甚六』になりようが無い。
教科書通りの娘の2度目の妊娠に気が抜けた。

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