11月25日(月) 6:02に発表された CBCラジオのRadiChubuの『AIに聞いてみた。つボイノリオの代表曲「金太の大冒険」の問題点』というコラムが面白い。 『金太の大冒険』は1975年8月25日にリリースされた。
あの歌詞はつボイノリオ氏がMCを勤める深夜放送でネタ集めがされたうえで出来上がった。
当時中学2年生で、毎週40円はがきでネタを送っていたが、1度もつボイノリオ氏には採用されなかった。
親父には『金太の大冒険』をつボイノリオ氏と一緒に考えたという想いが有る。
だからカラオケでは必ず『金太の大冒険』を歌うし、スマホでAmazonmusicからアルバム『ジョーズ・ヘタ』を頻繁に聞いている。
『金太の大冒険』リリースから49年3ヶ月経っているのだ。
当時13歳の中学生であった親父は、今は62歳(当年取って63歳)。
当時若いお兄さんだったつボイノリオ氏は今は75歳の後期高齢者になっている。
速に発展する「AI(人工知能)」は、私たちの生活を便利にする手段のひとつとして注目されています。
11月22日放送の『つボイノリオの聞けば聞くほど』(CBCラジオ)には、この技術を「歌詞の分析」に使ってみたというリスナーAさんから投稿が寄せられました。
Aさんが選んだ楽曲は、つボイノリオの代表曲であり、巧みな言葉遊びが光る名作「金太の大冒険」です。AI×つボイノリオ、一体どんな回答が導き出されたのでしょうか。
「何が問題なのですか?」
「AI」の能力に関心があるというリスナーAさんは、こんな質問を投げかけてみたそうです。
「つボイノリオの『金太の大冒険』は何が問題なのですか?」
そもそも「問題がある」という前提での質問が気になるところですが、そこはひとまず置いておきましょう。
「AI」が出した答えを、つボイがAI風に声色を変えて読み上げました。
【AIの回答】「つボイノリオの『金太の大冒険』は、いくつかの理由から問題視されています。以下、具体的な例を挙げて説明します」
・人種差別的表現「『金太の大冒険』には、登場人物や表現が人種や民族に対してステレオタイプ的な描写を含むことがあります。特に金太の外見や行動が特定の人種や文化を揶揄する形で描かれることがあり、それが不快感を与える要因となっています」
「性的な内容」に動揺するつボイ
・性的な内容「ここからはまあ、本当かもわからん。最初の方は私、一つも納得せずに読んでましたけど…」と、急に弱気になるつボイ。
「人種差別的表現」の項目では自信たっぷりでしたが、今回はなぜでしょう、動揺が見られます。
「一部の歌詞には性的な暗示や過激な表現が含まれており、特に未成年者に対する影響が懸念されています。これにより、教育的な観点からも問題視され…」
しょんぼりしだすつボイに「つボイさん、声が小さくなってますよ」と、たまらず茶々を入れる小高直子アナウンサー。
説教モード発動!?
AIの回答は容赦なく続きます。
・文化的な感受性の欠如「作品が特定の文化や伝統を軽視する形で描かれている場合、その文化に対する無理解や軽視が問題となっています。
特にマイノリティや特定の文化を持つ人に対して配慮が欠けていると、社会的な反発を招くことがあります。これらの問題は表現の自由と社会的責任とのバランスを考える上で重要な議論を引き起こしています。
表現が他者に与える影響を考慮し、より敏感で配慮のある表現が求められる時代において、こうした作品がどのように受け入れられるか、社会全体の価値観にも影響を与えるでしょう」
とことん責められるつボイ。なにやらスケールの大きい話になってきました。
「金太負けが多い」の問題点?
Aさんはさらに「『金太負けが多い』という歌詞は一体どこに問題があるんですか?」と質問しました。
【AIの回答】「『金太の大冒険』における『金太負けが多い』という歌詞についての批判は、主に以下の点から生じることがあります」
・キャラクターの描写「金太が常に負けるという描写が、彼のキャラクターを弱者として固定し、特定のイメージを強調することがあります。このような表現が聴衆に対してネガティブな印象を与える可能性があります」
小高「なるほど!気付かされた!」
小高、納得しちゃった?
世の中やっぱり金次第?
「一部のリスナーはこのような表現が特定の文化や人々に対する軽蔑や揶揄として受けられることがあると感じるかもしれません。特に、負けが続くキャラクターが特定の属性を持つ場合、それがステレオタイプとして解釈されることがあります。
ただし、これらの解釈は受け取りによって異なるため、必ずしも全ての人が同じように感じるわけではありません。文化的背景や個人の価値観によって大きく影響されています」
小高「でもこれね、有料のを使うともうちょっと正確になったりするというのが世知辛いなぁと思ったりしますけど」
つボイ「世の中金次第やぞ、とAIが教えてくれる一例かもわかりません」
一部、図星なところもあったようですが、歌詞の正しい分析には至りませんでした。
Aさんはこの歌詞の面白さをAIにしっかり教え込んだそうです。その後、AIがどんな反応を見せたのか気になるところですが…もちろん課金はマストですね!(minto)
リリースから50年近く経っているにも関わらず、未だにこんなにネタにされる『金太の大冒険』、放送禁止ミュージックになっているが、名作ではないか。
親父は自分の葬式のバックグランドミュージックに、この『金太の大冒険』を流すことを希望している。
公正証書遺言を作り残しておこう。
つボイノリオ氏とは付き合いが永い。
CBCラジオでMCをしてるときは、よく聞いている。
かつて1970年代後半に東京に進出してニッポン放送の『オールナイトニッポン』、日本放送の『おはよう!こどもショウ』に出演していた。
NHK総合の『プリンプレン物語』が声の出演をした。
つボイノリオ氏が東京のタレントになってしまったことに、少し寂しさを覚えたことを思い出す。
しかし、体を壊して東京の仕事を引き上げて、名古屋に帰って来た時にCBCラジオ番組で「都落ち芸人のつボイノリオです。」と自虐していたが、当時高校生だったと思うが、親父はつボイノリオ氏の声に「お帰り!」と呟いていた。
今日は、Amazonmusicで『金太の大冒険』を聞きながら出勤しよう。
きっと良い仕事が出来るはず。
金太まあ、いい仕事する。

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