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 12月8日に(株)グットツーリスト名古屋支社が開催した三重県亀山市の関宿で松坂牛を食べるバス旅行に妻と参加した。
 途中伊勢湾岸自動車道の湾岸長島PAでオシッコ休憩を取った。


 トイレを終えた親父と妻はショップへ行った。
 そこで『安永餅』の店が開店していたのである。

PXL_20241207_235837415~2 今までにこのPAで休憩を取った時間が午前7時前だったので、まだこの店は開店していなかったのだ。

 昔子供会で長島温泉で遊んだ時に親が祖父母へのお土産としてこの『安永餅』を買った覚えが有る。

 その時に相伴に預かったところ、美味い餅で感激した覚えが有る。


 店のHPを見ると、

当店は、昔、東海道五十三次随一の宿場として栄えた桑名宿、安永の地で安永屋として江戸初期に創業し、「やすながもち」はこの地の名物として、諸大名の参勤交代や、お伊勢参りの旅人などに広く親しまれ、以来ずっと桑名の代表的な銘菓として多くの人々に親しまれてきました。

当時は「ともち」「牛の舌もち」とも称されていたそうです。

餅については色々な説がありますが、ねばりの強いもち米を使ったのでモチと略して使ったとか、玄米を固く握って腐るのを防ぎ、持ち運びにも都合がよいので持飯(もちいい)とよんだのが餅のはじまりといわれています。

このように、いにしえより日本人の生活と深い結びつきを持つ餅、全ての祝事に通じ繁栄と健康の願いをこめたものです。

桑名名物「安永餅」。
つぶ餡の入った細長くの伸ばした餅を、一つ一つ丹念に焼き上げています。ほのかな焦げ目の香ばしさが、穏やかな香りと上品な味わいをお届けします。
人工着色料、添加物は一切使用していません。(白餅のみ)材料の餅米、小豆は全て国産を使用しています。
とある。

 伊勢名物『赤福』は餅を漉し餡で包んでいるが、桑名名物『安永』は細長い焼き餅の中にひっそり粒餡が入っているのだ。

 柔らかい焼き餅を噛むと餅の香ばしさの後に粒餡の甘さを舌に感じられるのだ。
 餡を入れない『安永餅』を生姜醤油を漬けて食べても美味いだろう。


 親父にとっては、始終甘い伊勢名物『赤福』より味の変化が楽しめる桑名名物『安永』を推したい。


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