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ganko_oyaji ある日、妻を助手席に乗せて出かけた。
 
 右折して道幅3mほどの小道に入ると、自転車に乗った小学生高学年くらいの5人が道の真ん中を2列になってこちらに向かってくる。
 
 親父は時速30kmでスピードを緩めず、その列に自動車を進める。

 すると小学生高学年くらいの5人は、左右に散らばった。
 親父は、「道の真ん中を自転車で走るんじゃないよ!」と呟く。

 すると妻が「まだ子供じゃない! 大目に見て上げなさいよ!」と言うのである。

 親父は、子供だから社会のルールを教えてやらればならないと思う。

 今は子供にも基本的人権があると迷信をいう輩がいる。
 確かに児童虐待はいけないが、過剰な我が儘を与えて奔放に育てて社会のルールを教えないのも児童虐待ではないだろうか。

 学歴に関係無く、今の新卒就職者は、就職した途端に社会のルールを突きつけられて、対処に混乱する者が散在する。

 社会のルールとは、職場の酒宴に参加しろとか、社員旅行は必ず参加しろとか言うことではない。

 定時には出勤し、出勤したら同僚や上司に挨拶する。
 仕事はただ呆然とするのでなく、成果を上げなければならない。
 だから、給料が貰えるのである。

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 孫一子ちゃんは、浜松市の一時保育に週二回通って集団生活に触れている。
 3歳になる今年の9月30まではこの一時保育に通い、10月1日からは幼稚園に通うらしい。

 娘は一子ちゃんが10月から通う幼稚園を探している。
 婿とも夫婦で十分話し合っているらしい。

 娘によると、幼稚園で甘やかされて、小学校からの規則正しい集団生活についていけない子供たちがいるので、正しい躾けを厳しくしてくれる幼稚園を探しているらしい。




 40年ほど前、ある喫茶店でひとりお茶をしていたら、隣の席で話し合うふたりの女性の会話を聞いてしまったことが印象に残っている。
 内容は女の子の躾についてであった。

 小学校は私服を着て通うことが出来る為、親は可愛い服を着せて「可愛い!可愛い!」と育てる。
 しかし、中学生になると制服で通う事になり、可愛いというアイデンティティが無くなるのである。

 アイデンティティを失った子はどうするかと言えば、学校に通えず引き籠りになるか、不良になって苛めをするか、どちらかである。

 だからただ「可愛い!」と育てるのではなく、他に何か自分の確かなアイデンティティを持てるように育てなくてはいけない。


 親父は、ふたりの女性のお話に、思わず頷いてしまった覚えがある。



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