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 静岡県浜松市の娘宅に行く折、孫の紙おむつと昼のお弁当を買いに杏林堂と言うドラッグストアに行った。
 ドラッグストア(薬局)とは言えパン焼き器を設置したブレッドコーナー、惣菜。お弁当コーナーも充実しているのだ。

 味も侮れないもので、娘宅へ寄る時は杏林堂でお弁当を買っている。


 その日も、ブレッドコーナーと惣菜。お弁当コーナーを巡り、今日はどのような物を昼に食べようか思案していた。

PXL_20250316_072215872 すると、『菓子司鶴田屋 遠州お平パン』と言う草鞋ほどの大きさの真ん中に黒胡麻を配した2枚組の堅パンを売っていた。

 親父は珍しい物を食すことが好きなので、早速買ってみたのだ。

 『お平パン』をGoogleって見ると、面白いことが判った。
 遠州地方では、お葬式や法事の引出物に「お平パン(おひらぱん)」という堅パンを出す風習があるそうだ。
 このパンは小判のような形をしたカステラを固くしたようなパンで、元々は、法事に出される精進料理の飛竜頭(がんもどき)を作るのに手間がかかるので、 その代用品として、いつのころから『お平パン』をつけるようになったそうだ。
 浜松市近郊では不祝儀の引菓子に欠かせない伝統的なお菓子だとか、お空へ旅立つ際の「草鞋(わらじ)」の代わりのため2枚セットである。
 今ではつけることが少なくなったが、スーパーなどで目にすることがあるそうである。

 PXL_20250316_072531497正に親父は、この『お平パン』を知る幸運に恵まれたことを喜びたい。
 
 素朴に甘い堅パンである。

 以前『道の駅潮見坂』の売店に、『湖西市ソールフード かたパン』と言う物が売られていたが、この流れを継ぐ物であろうか。
 今度
『道の駅潮見坂』に行く機会があったら、買って味わってみようと思う。












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