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『いちご大福』は、生のイチゴが中に入ったタイプの大福である。
イチゴを大福の中にそのままくるんでしまう形と、通常の大福を作った上でカットし、そこにイチゴを入れ込むという形がある。
丸富末廣の『いちご大福』は大福の中にそのままくるまれた形である。
親父の私見であるが、こちらの方が製造者の技量が問われる形だと思う。
それに上等のイチゴを手に入れる必要が有る。
丸富末廣はその必要性から、『いちご大福』の製造販売を12月から5月中旬に限定している。
『いちご大福』の賞味期限は製造日当日である。
イチゴは傷み易い。
時間が経つとイチゴから炭酸ガスが発生して、少しピリピリとしたものを舌に感じることがある。
こうなると台無しである。
製造されて3時間以内の丸富末廣製『いちご大福』を齧る。
白い求肥を破ると、ミルクの白餡の甘さが舌を襲うが、やがてイチゴの甘さが来て、最後にイチゴの酸味が味覚を整えるのだ。
イチゴが美味い。
大福にくるまれた上等なイチゴが織りなす味のハーモニーが楽しい。
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