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 4月中旬で、最低気温12℃・最高気温24℃・快晴のある日、散歩していたら交差点でLEXUSのコンバーチブル(オープンカー)が信号待ちしていた。
car_convertible
 運転していたのはグレーの髪をした親父と同世代の男性。
 「こんな高級車に乗れる俺は凄いだろう。」と周りに目配せをしていた。

 しかし親父には、その姿が愚かに見えたのだ。

 湿度が高く、雨天の多い日本では屋根の無いコンパーチブルする必要は無いと思う。
 特に花粉症の人を乗せる事は出来ないし、黄砂が大陸から飛んでくる時期は、屋根を付けなければならないだろう。
 
 コンパーチブルは女性には不人気らしい。
 なんたって走っている間髪の毛が乱れるのだから…。

 件の男性もひとりであった。



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