
お茶会の行事出来たり、着物屋が開催する行事に参加して着るのだ。
月の一度ほど妻の着物姿を見る。
妻はひとりで着物は着られず、着付士に着せてもらう。
タオルを幾重も巻き付けて、寸胴の体系を作り上げて着物を着せてもらうそうだ。
常に着物を着て生活していた時代の女性は寸胴であったのだ。
以前春画を見たことがあるが、その浮世絵に描かれた裸の女性は、腰のあたりにくびれも無く、確かに寸胴であった。
着物を着る女性の姿が綺麗に見られるには、背筋がピンと伸びていることである。
1月の二十歳の集いの日、振袖を着る若い女性が歩く姿を多く見かけるが、猫背気味で歩く若い女性が少なくないが、折角の綺麗な振袖が台無しである。
NHK連続テレビ小説『あんぱん』で柳井嵩の母親登美子役を演じる松嶋菜々子は着物姿が美しくなるようにスポーツジムで体幹を鍛え背筋がピンと伸ばせるようにしているそうだ。
先週妻が着物屋の開催する行事に参加してきた時のスマホの画像を見せて貰った。
そこには妻を含め10人の姿が映っていた。
みんな色気を忘れた齢の女性ばかりであったが、みんな背筋が伸びて綺麗である。

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