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Screenshot_20250519-080926 今年2月下旬からF病院脳神経内科Ⅰ医師の診察を受けるようになり、『脊髄小脳変性症』であると診断された。

 親父は永く高アルコール度数の缶酎ハイ500mlを晩酌をしていたので、その影響も脳神経に出ているらしい。

 末梢神経障害を修復する薬を服用している。


 この『脊髄小脳変性症』は、運動失調を主な症状とする神経疾患の総称であり、小脳および脳幹から脊髄にかけての神経細胞が徐々に破壊、消失していく病気である。

 
1976年10月1日以降、特定疾患に18番目の疾患として認定されていって、介護保険における特定疾病でもあるのだ。

 1986年の調査では10万人に5~10人の割合で発症すると推定されているそうだ。
 2000年現在で日本では2万人弱の患者がいると考えられている。

 日本では遺伝性が30%であり、非遺伝性が70%であるそうだ。
 欧米と異なり遺伝性の『脊髄小脳変性症』は大部分が表面化しやすい優性遺伝である。
 主に中年以降に発症するケースが多く、若年期に発症することもあるとか。

 非常にゆっくりと症状が進行していくのが特徴である。
 10年、20年単位で徐々に進行することが多い。
 しかし、進行の速度には個人差があり、進行の早い人もいる。
 
遺伝性のものは孤発性よりも若年発症が多いが、歯状核赤核淡蒼球ルイ体萎縮症の場合を除き孤発性よりも予後は良いとされている。



 38歳の長男にも運動失調の症状が見られることから、I医師から『脊髄小脳変性症』と診断された。
 それまで親父の運動失調はアルコールによる孤発性の神経症と思われていたが、長男にも運動失調があったことで、遺伝性の『脊髄小脳変性症』と診断されたのである。

 来週一週間長男はF病院に検査入院する、
 MRIの画像検査や遺伝子検査などを受けるようである。



 親父はと言うと服薬をしているものの、転倒しないように常時杖を突いて歩いている。
 前は走って点滅青信号を渡れたが、今は殆ど走れないので、渡れない。

 前は通勤電車が駅ホームに着くと、小走りに空いた席を確保出来たが、今はノロノロ乗車するので自ら席を確保できない。
 杖を突いた親父が背負うデイパックにヘルプマークを付けているから、高校生などの若い乗客が席を譲ってくれる。
 親父は、首を深く垂れて「ありがとうございます。」と礼を言う。

 情けない。
 1年程前は、席を譲る方であったのに…。

 仕事はPC入力などの事務仕事であるが、フロアを動き回る。
 通勤の行き帰りには名鉄電車を35分ほど乗車する。
 1日働くと疲労困憊する。
 1年程前はこんなことは決して無かったのに。


 長年掛けた厚生年金を貰えるまで、後1年半再雇用勤務をする必要があるが、それまで勤め上げる自信が無い。
 
 昨シーズンは孫一子に食べさせようと、一生懸命に畑で家庭菜園したが、今シーズンは重心バランスの乱れが酷くなって、農作業に困難が伴うようになってしまった。

 予想以上に運動失調が進んでいるのっだろうか。









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