今から30程前保育園児であった二人の息子にテレビ放送されていた「それいけ!アンパンマン」を見せて、ある事を躾けていた。「外から帰ったら、お手手にカビルンルンとバイキンマンがイッパイ付いているから、洗面所でしっかり洗いましょう。」と…。
NHK連続テレビ小説『あんぱん』のでは、アンパンマンが生まれる経緯が現されているが、演出されているから史実と相違するところは多いが、アンパンマンは逆転しない正義を守るヒーローとしてやなせたかし氏が描いたことには間違いが無いと思う。
自分自身の身を削って、あんぱんで出来た自分の顔を自らで千切って飢えた人に渡す。
「正義を貫くには、自分を危うくすることもある。」とNHK連続テレビ小説『あんぱん』の嵩は語っているが、やなせたかし氏も同じ信条でアンパンマンを描いていたのではないか。
やなせたかし氏はアンパンマンの物語に深みを持たせるためにバイキンマンを誕生させたらしい。
アンパンマンの声は戸田恵子にスムーズに決まった、
しかし、バイキンマンの声はなかなか決まらなかった。
業を癒したやなせたかし氏は、このままバイキンマンの声優が決まらないなら自分がやるとまで言ったそうである。
やなせたかし氏はバイキンマンの声には拘りが有ったようである。
結局『ドラゴンボール』でフリーザの声を演じた中尾隆聖(なかおりゅうせい)がバイキンマンの声を演じることになった。
孫一子ちゃんとAmazonvideoで『それいけ!アンパンマン』を見ていて、中尾バイキンマンが「ハヒフヘホー!」と叫ぶと、何故か微笑んでしまう。
一子ちゃんも「ハヒフヘホー!」とバイキンマン真似て言い、微笑んでいる。
『それいけ!アンパンマン』は「アンパンマンVSバイキンマン」のアニメではない。
「アンパンマンとバイキンマン」のアニメである。
アンパンマンは悪戯をするバイキンマンを殲滅する事はない。
価値観が違っても同じ世界で暮らすことを認めているのである。
アンパンマンは飢えた人や困っている人を助ける正義の味方であるが弱い。
飢えた人に自分の顔を千切ってあげたり、濡れたり、汚れたりすると闘う力を失う。
ジャムおじさんとバタコさんに新しい顔を焼いてもらわないと闘えないのである。
この二人が居なければアンパンマンの正義の戦いは出来ないのである。
この前ママ(娘)に連れられて我が家にやって来た孫一子ちゃんとAmazonvideoで映画『それいけ!アンパンマンばいきんまんとえほんのルルン』を見て驚いた。
この映画のヒーローはバイキンマンであったのである。
えほんの世界に落ち込んだバイキンマンは、怪人に襲われるえほんの世界を救うためにバイキンマンはルルンと闘うのである。
この映画でバイキンマンの技術力高に驚いた。
手に入る鉄を鍛造して作った部品と森の木から木材を切り出して、木製のダンダーダンを作り上げるのである。
一子ちゃんは「バイキンマン、頑張れ!」と応援したが、木製ダンダーダンに乗ったバイキンマンは怪人に敵わなかった。
そこでバイキンマンはルルンにアンパンマンが居る世界へ行きアンパンマンに助けを求めて来てくれと頼むのである。
バイキンマンはアンパンマンをお邪魔虫と呼んでいるが、真のところではところではアンパンマンの強い正義心は認めていたのである。
するとアンパンマンが名犬チーズが運転するアンパンマン号に乗ったジャムおじさんとバタコさんを引き連れてやってくる。
アンパンマン号にはアンパンマンの新しい顔を焼く窯が設備されているのは周知の事実である。
正義を守るには一人では出来ず幾人か手間が必要が有るようだ。
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