2011年の東日本大震災による津波で行方不明になり、23年に見つかった骨片から身元が判明した岩手県山田町の山根捺星さん(当時6)の遺骨が10月16日、発見場所の宮城県南三陸町で家族に引き渡されたというニュースは感激的である。
約14年7カ月ぶりの再会に、小さな納骨袋をぎゅっと抱きしめた母の千弓さん(49)は「おかえり。帰ってきてくれてありがとうという気持ちでした」「止まっていた時計が動き出した」と語ったとのこと。
同年の子は20歳を超えたのに、我が子は行方不明のままだったのである。
母親千弓さんの悲しみは大変なものであったろう。
2011年(平成23年)3月11日14時46分に発生した東日本大震災は、東日本各地での大きな揺れや、大津波・火災などにより、東北地方を中心に12都道府県で2万2,332名の死者・行方不明者が発生したのである。
耳聞情報なので左画像の僧侶がどの宗派でどこの寺に属しているのか失念した。
それまで修行に余念のなかったその僧侶、東日本大震災で多くの犠牲者が出ていることを知り、被災地に入り仏法法話などで被災者の悲しみを癒そうと思い震災直後の被災地に入った。
しかし、実際に被災地に入ってみたら自分の無能さを痛感したそうである。
被災地は地獄以上に悲惨で被災者の悲しみは深く、癒すなんて困難であった。
その僧侶は被災地に横たわる犠牲者に念仏を唱えることしか出来なかった。
被災地を巡り歩き、僧衣は泥に汚れ、右手に鈴を振り、左手を捧げて懸命に念仏を唱えるその姿に親父は感銘する。
仏は讃える者に寄り添う。
この画像に出会った時、当時走った2回のフルマラソンで開催地の中学生が掲げる募金箱に4,212円の募金を入れて満足していたことを恥じた。
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