第321回 メールde法話会が届いた。
よっぽどのご縁を頂いている皆様へ。薬師寺の大谷徹奘です。ご縁を賜り心から感謝します。拙文ですが日々の生活にお役立てくだされば幸いです。
私たちの人生は迷いだらけ、その迷ってばかりの私たちが、悟るためへの道筋が説かれているのがお経なのです。「経」とは「迷」と「悟」をつないでいる「たていと」なのです』とお伝えしています。
お寺の世界は漢字だらけ。ですから私はいつの間にか漢字好きになっていました。特に文字の中に込められた先人の思いを感じることのできる一文字の漢字には、特に興味を持って接しています。
「悟」は、りっしんべんに「吾」と書きます。つまり仏教の究極的目標である「悟」は、「自分の心」であると言えます。
「自分の心」に目覚めている人は、自分が何をしたいのか、何ができるのか、何をしなくてはならないかを、はっきりと自覚しています。これを「覚悟ある人生」と私は呼んでいます。「覚悟」することによって、「迷い」の量を減らしていく。これこそが仏道修行です。合掌
脊髄小脳変性症という病に見舞われて以来親父は色々迷っている。
悟りを啓いていないからであろう。
『自分の心」に目覚めようと思うが、難しい。
親父は覚悟ある人生が送れないか…。
『糸』が話題に上ったら中島みゆきの『糸』を思い出した。
この歌は中島みゆきには少ない幸せなラブソングである。
親父が縦糸で妻が横糸と言う事なるが、縦糸が脊髄小脳変性症に罹患しているからボロボロで、織りなす布は誰かを暖めうらないし、誰かの傷をかばう事も無いであろう、
始終迷う親父である。
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