第324回メールde法話会が届いた。
よっぽどのご縁を頂いている皆様へ。薬師寺の大谷徹奘です。ご縁を賜り心から感謝します。拙文ですが日々の生活にお役立てくだされば幸いです。
人生には幸なるものが沢山あります。そのひとつは命を授けられること。更に沢山のご恩によって育てられ、世に1人だけの「自分」という存在になれることだと思います。
私たちは人生という道を歩むごとに「自分」という意識を強く持つようになります。良くよく考えれば、「自分」が「自分」として生きられることはとても幸なることです。しかし、時にはその「自分」を恨めしく思うのですから、私たちの人生は本当に不思議です。
しかし、お釈迦さまの説かれる「世の中は思い通りにならない」という根本的な教えが修行と共に心に浸透し、「自分」を振り回さなければ、苦しみが減ることを実感できるようになったのです。その後は「自分」を恨めしく思うことは、ほとんど無くなりました。
そして、今では与えられた「自分」に「ようこそ自分」と歓喜鼓舞しながら、感謝の日々を過ごさせていただいています。合掌
定年退職して再雇用契約で5年間働いて年金生活に入ったら、妻を旅行に連れて行ったりして、長年の苦労に報いろうと考えていた。
しかし再雇用3年目で脊髄小脳変性症に罹患していることが判明した。
しかも罹患した脊髄小脳変性症は遺伝性で、長男も遺伝性脊髄小脳変性症に罹患した。
長男は高次脳機能障害も伴患しており、その所為で長男は知能が低下している。
引き籠りの次男に加えて、長男も障害を持つことになり、妻は大変である。
妻が、ふたりの息子への支援と介護に集中出来るように、親父は妻の手を煩わせないように懸命に自主歩行リハビリに励んでいる。
忙しく働く妻を見る度に、自分と結婚しなければ彼女も他の男と幸せな夫婦生活が送れたのではないかと思う。
本当に世の中は思い通りにならないものである。
妻と金婚式まで添い遂げて、それまで親父を介護しなくていいように懸命にリハビリをしたい。
しかし、妻のことを懸命に考えるようになったのは脊髄小脳変性症に罹患したお陰である。

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しかし再雇用3年目で脊髄小脳変性症に罹患していることが判明した。
しかも罹患した脊髄小脳変性症は遺伝性で、長男も遺伝性脊髄小脳変性症に罹患した。
長男は高次脳機能障害も伴患しており、その所為で長男は知能が低下している。
引き籠りの次男に加えて、長男も障害を持つことになり、妻は大変である。
妻が、ふたりの息子への支援と介護に集中出来るように、親父は妻の手を煩わせないように懸命に自主歩行リハビリに励んでいる。
忙しく働く妻を見る度に、自分と結婚しなければ彼女も他の男と幸せな夫婦生活が送れたのではないかと思う。
本当に世の中は思い通りにならないものである。
妻と金婚式まで添い遂げて、それまで親父を介護しなくていいように懸命にリハビリをしたい。
しかし、妻のことを懸命に考えるようになったのは脊髄小脳変性症に罹患したお陰である。
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