連日、ニュースでは同居人の女性の口を縫ったという痛ましい事件が報じられ、桜井政恵容疑者の顔写真が映し出される。

Screenshot_20260710-054059~2 それを見ていた妻が、ぽつりと言った。
 「私より老けているわね。」

 妻は63歳。 容疑者は49歳。
 もちろん、テレビに映る一枚の映像だけで人を判断することはできない。
 照明もあれば、写真写りというものもある。

 それでも人は、つい「顔には生き方が出る」と思ってしまう。
 若さというものは、年齢だけでは測れないらしい。

 高価な化粧品より、よく笑うこと。
 美容液より、よく眠ること。
 そして何より、人を恨まず、人に優しく暮らすこと。

 そんな毎日の積み重ねが、肌よりも先に表情を育てるのだろう。
 反対に、怠惰な暮らしや荒んだ心は、鏡の中の自分に少しずつ刻まれていく。
 年月は誰にも平等だが、その年月をどう生きるかは平等ではない。

 テレビを消したあと、妻の横顔を見た。
 年齢を重ねた人だけが持つ穏やかさが、そこにはあった。
 歳を取ることは避けられない。
 けれど、老け込むかどうかは、毎日の生き方が決めるのかもしれない。




人気ブログランキング
人気ブログランキング


にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 オヤジ日記ブログ がんばるオヤジへ
にほんブログ村


ブログランキング・にほんブログ村へ